【映画】七つの会議
今回、ご紹介するのは「七つの会議」
2019年公開の映画で、監督は「半沢直樹」や「下町ロケット」の監督をやられている方です。キャストも豪華で、歌舞伎役者の方が多く出演しております。
詳しくは公式HP、Amazon、レビューをされている方のサイトをご覧ください。
映画「七つの会議」公式HP http://nanakai-movie.jp/index.html
Amazon 映画「七つの会議」
名言が刺さりそうな読者さん
・サラリーマン ・サラリーマンだった方
ということで、僕がビビッときた名言を独断と偏見で選んでみました。
みんな残業して仕事している中、グータラ係長(八角)が帰ろうとしたときに課長(坂戸)が言った一言。
日本人らしいところですよね。「みんな頑張っているんだから、あなたも頑張りなさい。」いいところでもあり、悪いところでもあると思いました。
これも上と同じような状況。なかなか仕事ができないうちは、ものすごく有給取りづらいんですよね。言われなくても、このように考えてしまうから言い出せないことが多々ありました。
「仲間を訴えた裏切り者」みたいになってしまいますもんね。どこに行ってもパワハラ、セクハラが無くならないのはこう言った考えが根強いからだと思いました。
ドーナツ泥棒に苦しむ女性社員(浜本)がグータラ係長(八角)を疑いながら投げかけた言葉。疑いを持って言ったのに、そんな言葉が返ってくると思ってなかったので驚いていましたね。この映画、公開当時に映画館で観に行きました。そして、先ほどAmazon Primeで2回目を観たので、この時の言葉の重さがとてもよくわかりました。
どストレートな言葉です。不倫に泥棒。後先を考えずに悪いことをするとその報いは必ずきます。どんな形であっても。
元奥さんとの会話。過去の過ちと後悔からの言葉ですね。ある意味では、自分勝手な言葉なのかもしれませんが。八角さんの人間らしさが強く出ていたいいシーンでした。
これも元奥さんとの会話。すごく身に染みました。八角さんの背中を強く優しく押した言葉です。僕も、基本的な姿勢はこの考え方で生きていると思います。自分らしく生きるということは、そういうことなんでしょうね。
同シーン。苦しむ八角を見て元奥さんがかけた言葉。世の中の大半のサラリーマンがうなずきそうな言葉です。
過去を振り返る営業部長(北川)のシーンです。日本人のサラリーマンに対する印象ってこのような面が多い気がします。その上司も誰かの言いなりになって会社人生を送ってきたのかもしれません。組織として生きていくためには必要なことなのでしょうか。その中での個人とはどのようにあるべきなんでしょうね。
八角が決断した行動の重みを、北川も共有するこのシーン。
上の続きです。会社や上司から言われたノルマではなく、”俺たち”のノルマ。会社人生を投げ捨ててケジメをつけるときの強い意思を感じた名シーンでした。
八角さんらしさが出ていたシーンです。結局、真面目なのか不真面目なのかわからないけど、決めるところは決める。渋い主人公でした。
最後、スタッフロールと共に「何をしたらデータ改竄や隠蔽などは無くなるのか」という質問に、八角が答えるシーン。
セリフが長くて紹介できなかったということもありますが、これはぜひ実際に映画を見て、感じて欲しいシーンだと思いましたので割愛させていただきます。
なるほどな。。。と納得してしまう、1番の名シーンではないかと思いました。