【幸せな生き方】コーヒーは熱いうちに
自分でも嫌気が差してしまうくらい自堕落な1日を送ってしまった時って
なんとも言えない罪悪感を感じたりしていませんか?
つい先日まで、何かを成し遂げた気になっていたけど、今になって考えてみると「そうでもないのかも」と心が冷めてしまっていたり。
自分は何か大きなことが為せる。
今はそのタイミングではないだけ。
いつかきっとそのタイミングが自分の目の前に現れるはず。
そして、1日が終わり、また始まって、また終わる。
無気力になっていませんか?
淹れたてのコーヒーは熱く、香しく、ゆらゆらと白い湯気を立て、周りの人の興味を引きますが
ぬるく冷めてしまったコーヒーは、見向きもされません。
コーヒーは熱いうちに。
もくじ
【無気力の原因は何か】行動して生きている証を残そう
無気力とはどこにある?
無気力を極限にまで辿ると、この気持ちに辿り着きます。
「なんのために生きているんだろう」
もちろん、答えなんてありません。
誰に聞いてもわかりません。
甘い言葉で教えてくれるのは、詐欺師か宗教です。
その甘い言葉の先に、本当に自分は存在しているのでしょうか。
あなたが、今を生きているのは、あなたのおかげです。
良くも悪くもあなたが今まで決断して、決断できなかった現実です。
過去があって、今があります。
そんな今に、嫌気が差してしまった状態こそが無気力です。
原因は状況によりけりですが、大部分はこんな感じです
【内的要因】
・何をやっても失敗ばかりで自分に失望している。
・ダメだと分かっていることがやめられなくて辛い
【外的要因】
・他人に裏切られたり、邪魔をされてばかりで人間不信になってしまった。
・努力を誰にも認められず、他人が称賛されてばかりで失望した。
結論としては、個人的な欲求が満たされないので無気力になっています。
無気力な人から、気力のある人に変わるには?
個人の欲求を満たすことができれば、気力が湧いてきます。
言うは易し、行うは難し。ですが。
まずは、どんな欲求が満たされないのか見つめ直しましょう。
人は醜く、貪欲な生き物です。いくらでも見つかるはずです。
働かなくても余裕ができるくらいのお金が欲しい
みんなに羨望の眼差しを向けられるくらい有名になりたい
誰よりも綺麗で美しくて、異性にモテる人になりたい。
思ったことをなんでも実現できるような力が欲しい。
苦しいことは何一つなくて、幸せが向こうからやってくるような人生。
そんなことを、夢みますよね?
その欲求は絶対に叶いません。
誰かの代わりに、僕が断言します。
何もせず、幸せが向こうから歩いてくることは絶対にあり得ません。
宝くじで数億円がいきなり手元に入ったり、イケメンや美女と結婚できることになったとしてもです。
一瞬は幸せを感じますが、その先には何もありません。
だからこそ、何をしないといけないのか。
苦労をしなさい、と言おうとしているわけではありません。
考えを改めて、行動しましょう。
気力の高め方① 他人と比較しない
いろんなところで、見たり聞いたりしますが、とても重要です。
他人と比較しない生き方というのは、簡単にはできません。
というのも、社会というものは競争の上で成り立っています。
他と比較して、より良いものを、より安いものを提供するために日々競争しています。
良いもの悪いものを選別して、共有して、高みを目指してきました。
このおかげで世界は少しずつ発展して、住みよい場所を個人が持てるようになっています。
ですが、競争というのは長期戦になればなるほど疲弊し、リタイアするものも出てきます。
一体、なんの競争をしているかも分からず、物心がついた頃から
「競争に負けないように頑張るのが正義だ」と教えられ
なるべく、偏差値の高い学校へ
そして、給料の高い職へ
そうすることで、幸せになれるから、と。
比較し、比較されながら努力をしてきた人は、幸せを考えたときに
必ず乗り越えられない壁にぶち当たります。
あの人の方が幸せそうだ。今の自分は幸せじゃない。
本当にそうですか?
その人の何を知っていますか?
自分の何を知っているんですか?
ワインの質を確かめるときに、隣の芝の色を確かめる必要がありますか?
何が言いたいかというと、相関関係がないものを比較しても意味がない、ということです。
池がスケートリンクになるくらい極寒の国の人が見る、山盛りのかき氷の価値と
灼熱の太陽が照りつける暑い国の人が見る、山盛りかき氷は価値が全然違うのです。
あなたの幸せは、今の環境と、今度どのような行動を起こしたいのか
それだけを物差しとして、幸せを感じればいいです。
気力の高め方② 感謝する習慣をつける
僕も最近になって気がついたことですが、こんな単純なことで幸せを感じる回数が増えました。
毎日、3つ感謝を数える。
それだけです。
不幸な人、恵まれていないと思っている人は、自分からそうなるように考えています。
理由は、そっちの方が居心地がいいから。
不幸な自分は特別で、いつか大逆転が来るけど、いつまで経ってもこない自分は不幸だ。
こんなループの中を生きています。
否定的な考えをいつもしているから、肯定的な考えをすると居心地が悪くなります。
結果として、他人を否定し、自分を肯定しながらも不幸の中で生きていくことになります。
この考えを抜け出す方法の一つが、
毎日、3つの感謝を数える。
不幸の数を数えるのを慣れるよりも、幸せの数を数えた方が幸せになれます。
幸せに慣れることができれば、他人を肯定し、自分を肯定し、幸せを感じる回数は自ずと増えるものです。
他人の幸せを喜べるようになった時、比較する癖も薄れているはずです。
ブドウジュースは甘い方が嬉しく、空は青く透き通っている方が爽やかで
コーンスープは暖かいのが素敵で、笑顔になれる人が多い方が幸せになれます。
気力の高め方③ 思っていることを行動に移す
部屋が汚いけど、いつか片付けよう。
興味はあるけど読んでない本は、いつか読むから置いておこう。
運動不足だけどやる気が沸かないから、その内運動しよう。
人は、嫌なこと、面倒なことには言い訳をしてやらない選択を取りがちです。
「いつか」「その内」「また今度」
自分でも分かって言っている人も多いでしょう。
その言葉の先は何もないこと。
そのいつかは、タイミングがないとやらないし、そのタイミングは今より状況が悪くなった時です。
必要に迫られないと動かないことです。
ここで言いたいことは、某有名な塾講師の方の言葉を借りますが
「いつやるの?今でしょ!!」
ということです。
少しでも行動に移してみてください。
いつもと違う1日になります。
例え5分でも、10分でもです。
1日1歩でも変わることができたなら、こうした方がいいなと思っている自分に近づけたなら
1年で365歩も理想的な自分になれます。
思ったらすぐに行動してみること。言い訳を考える時間は少なくすること。
料理は作ったことがない人ほど文句を言うし、出来ないことに不満を言うのは簡単なのです。
動き始めが一番エネルギーを使いますが、進み出すと意外と楽なものです。
あとは、燃料に気をつけながらゆっくり進んでいきましょう。
【幸せな生き方】気力が湧いてきたら何をすべきか
やりたいことが定まっている場合
ルールを知ること
人はルールの中に生きています。
そのルールは、法律や規程、細則、宗教的な考え、世間体などいろんな言われ方がされますが
それを縛られていると感じる人もいれば、うまく楽しんでいる人もいます。
ルールによって守られる人、違反をして代償を払わされる人、富を手に入れる人。
サッカーでも、キーパー以外は手を使ってはいけませんが、だからこそ競技が成り立ち世界中で楽しまれています。
バスケも、ボールを手に持ったまま歩いてはいけませんが、そういう競技として楽しまれていますよね。
同じように、私たちは決められたルールの中でどれだけ楽しめるかが肝になっています。
競技を楽しむためには、正しいルールを知って、違反をしないようにしないといけません。
教養とは、このルールを把握するために必要になります。
最低限の教養を身につけたら、行動するのみです。
サッカーのルールを頭にたたき込んでも、実際にやってみないとわからないことがたくさんあります。
試合を見ないと、わからないテクニックもあります。
見様見真似でやって、プレイしながらルールを覚えることもあるでしょう。
そのように、見て、聞いて、行動して、を繰り返しているうちにルールの中で楽しめるようになります。
晴れている日に布団を畳み、雨の日に布団を干す人生はいいものではありません。
やりたいことが無い人
素敵なこと、幸せなことを数えよう。
綺麗な夜空が見たい。
自然に囲まれた中で暮らしてみたい。
美味しいご飯をお腹いっぱい食べたい。
いろんな本をゆっくり読んで、過去の偉人たちと語り合いたい。
人それぞれ、素敵だと感じることはありますが
自分が思う素敵なことを思い描いて、行動してみましょう。
経済的に無理が、、、と感じる場合は、低予算でどこまで実現可能かを考え
それを行動に起こしてみましょう。
今の自分ができる、幸せの形を現実に落とし込んでみると、本当の姿が見えてくるはずです。
注意事項として言っておきますが
「贅沢をしてみましょう」
では無いので、お気をつけて。
素敵なことです。
ありのままで、自分の気持ちにあっていて心惹かれることを行動に移すことです。
贅沢は一瞬だが、生活は一生である。
さいごに
まずはここまで読んでくれた人に感謝を。
ありがとうございます。
というのも、これを書いているのは、一番最後に取り上げた「素敵なこと」の一つが
自分が感じたこと、思っていることを記事にして、誰かに読んで欲しい。
だったからです。
欲を言うのであれば、「それが誰かのためになってほしい。」ところですが
そこまで高望みはしないようにしています。
この記事を書こうと思ったきっかけは、ふとしたときに思いついてしたこのツイート
熱いうちになんとか書き終わりました。
飲み干した、までは行きませんが
おいしいコーヒーが飲めた気持ちです。
コーヒーは熱いうちに。