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うつ病との付き合い方

くまっと

こんにちは

くまっとです!

今回は『うつ病との付き合い方』についてです

あくまで、『付き合い方』であり『戦い方』ではありません。

と言うのも、うつ病と戦っても勝機は0%です。

すでに体力0を下回って、心が折れた状態なのですから、戦うだけ無駄な負けイベントだと思ってください。

と言いつつも、僕もずっと戦って勝とう勝とうと抗っていました。

そんな僕だからこそ繰り返し言います『鬱は戦うだけ無駄』と!

このことを念頭に置いて、『うつ病との付き合い方』を話していきます

うつ病と付き合うコツ

  1. あるがままを受け止める
  2. 休むことも仕事だと思ってみる
  3. とことん自分を甘やかしてみる
  4. 体力をつける
  5. 大きな目標を持たない
  6. 少しずつ自分を好きになってみる

1、あるがままを受け止める

『うつ病になるなんて、なんて自分は弱いんだ』『何もできない自分が恥ずかしい』『家族を養わないといけないのに、一体何をしているんだ』

これは、僕の心の中で永遠にぐるぐると回っていた考えです。

うつ病と診断されて1週間はこの考えだけで、ベッドから起き上がることもできず、十分に寝ることもできず、消えてなくなりたいと本気で思っていました。

客観的に考えるとわかると思いますが、こんなことで考えても何一つ良い事はありません

『しょうがない』で全てを受け入れてみることから始めてみましょう。

2、休むことも仕事だと思ってみる

うつ病になってしまった人のほとんどは真面目なのだと思います

真面目すぎた結果、周りに気を使いすぎたり、言いたいことが言えない、自分の意見が言えない、責任を感じすぎてしまう人が多いのではないでしょうか。

かく言う僕も、無駄に責任を感じてしまって心が折れてしまったたちです。

そんな人がいきなり『あなたはうつ病です。休んでください。』と言われたところで、休めるわけがありません。

『そもそも休むってなんだろう』『休んでいる間に資格勉強でもしようか』『稼ぐ力を今のうちにつけないと将来が不安だ』

そんなことを考えてしまっていませんか?

休めてないですよね・・・。

ですから是非こう考えてください。

『赤ちゃんは泣くのが仕事。学生は勉強するのが仕事。うつ病は休むことが仕事。』

じゃあ、何をすれば休まるのか。

僕のおすすめは、散歩、瞑想、少し甘いものを食べる、映画をゆっくりみる、です。

一番良いのは瞑想と言われますね。

自分の考えていることや感情を俯瞰的に見つめて、ただ流れていくのを感じることです。

3、とことん自分を甘やかしてみる

なんとなく現状を受け入れて、少し休むことができれば、辛い波は過ぎていきます。

少し元気になってきたら、とことん自分を甘やかしてみましょう。

といっても、大金を叩いて贅沢三昧!ということではなく、何をしても自分を褒める。

『朝起きてえらい』『ゴミ出ししてえらい』『散歩ができた、すごい!』『ご飯をしっかり食べれた、素敵!』

と、とことん自分を褒める。全ての行動を褒めてあげてください。

少しでも自己肯定感を上げると、鬱の波が少しだけ浅くなります。

4、体力をつける

うつ病は本当に何も気力が湧かない状態です。

1週間寝たきりになった時は、起き上がるのも一苦労。

歩こうと思っても動悸がしたり、ゾンビのように這いずるのが精一杯。

気がつけば体力も落ちています。

少し元気になった頃に、体を動かそうと思ったらあまりの体力の衰えに絶望するほどです。

無理は良くありませんが、動く元気が少しでも出てきたら散歩から初めてみてください。

また、薬の副作用で太りやすくなることもあります。

体型を維持するのも大変かもしれませんが、それはそれ、太っても元気になった時に運動すれば良いのです。

自分を責めずに、うつ病と上手に付き合っているだけと割り切りましょう。

徐々に筋トレやジョギングなどができるようになるので、ゆっくりと待ちましょう

5、大きな目標を持たない

『うつ病から回復したら、心のメンテナンスを気をつけながら頑張ろう』『家族を養うために、元気になったら頑張ろう』『転職してもっと給与の高いところに行こう』

ちょっと待ってください。

転けたら骨がすぐ折れる状態でオリンピックを目指さないでください!!

まずは心の状態を客観視してケアをすること。

それができたら、散歩やゲームなどリフレッシュできることに取り組むこと。

大きな目標は元気な時はとても大切ですが、うつ病の時は毒です。

折れた足でマラソンしようとしているくらい無謀です。

うつ病と付き合うには、小さな小さな目標が大切です。

『100歩歩く』『1行日記をつける』など、高さ1cmくらいの目標がちょうど良いです。

6、少しずつ自分を好きになってみる

うつ病は自分のことがとことん嫌いになってしまう病です。

『情けない』『生きている意味なんてない』『消えてなくなりたい』

そんな考えの沼にハマり込んでしまいます。

大きな目標を掲げてはいけない理由がここにもあります。

沼にハマって動けないのに、高くジャンプしようとしても無駄で、どんどん沈み込んでいきます。

大切なのは、地道に沼を抜け出すところから始まります。

そこで大事なのが、少しずつ自分を好きになることです。

『小さな目標をクリアできている自分すごい。』『外に出れた、えらい』『映画を見て心が動いた、素敵』

ほんの小さなことです。元気な時だったら些細なことです。

でも、今は少しでも自分を好きになってください。

あなたは今、ここに生きているんだから。それってすごく尊いんです。

まとめ

  • うつ病とは戦うだけ無駄
  • 現状を受け止めることが大事(僕の場合は、心の骨が折れた、沼にハマってるなど)
  • ひたすら自分を褒める
  • 消えたいと思うことが多いけど、せっかく存在しているんだからできることがある

本当にしんどい時は、僕が助けられた言葉を転ばぬ先の杖として置いておきます

『今日だけ生き抜こう。今日だけでいい。今日だけ生き抜けばいい。』

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