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【人生設計】地図とコンパスの使い方【初めの一歩は方角から】

くまっと

目標が見つかりません。
やりたい事もあまりないので、毎日だらだら過ごしてしまいます。
周りのやる気ある人たちが輝いて見えて劣等感があります。
どうやったらこのネガティブを抜け出せますか?

一番の近道は、ありのままの自分を見つめる事です。
進むべき道が見えてきます。
まずは今の自分がどこにいるのかをはっきりさせましょう。
今回は仕事という観点で、話をしていきます。

目標が見つからなかったり、やる気が出ないのは、現在地と進みたい方向が見えていないからです。

今どんなところにいて、どこに向かっているのかを明確にしましょう。

そうすると、どこへいきたいのかが少しずつ見えてきます。

地図の使い方は、まず現在地を知ることから。

人生というのは、地図とコンパスを持って旅に出ているようなものだと思います。

学生の間は、卒業と入学の間に選択肢はたくさんありますが、入学してしまえば大体同じ方向に向かっている線路の上を走っていきます。

学生を終え、社会へと出た瞬間、自分が持っている地図とコンパスを頼りにいろんな人が行き交う場所に立たされます。

それぞれが目指しているところが違うので、向かっている方向は違うしスピードも違います。

全力で目的地に向かって走っている人もいれば、崖から転落していく人もいます。どこに行けば良いかわからず、人混みに流されている人もいます。

そんな中、あなたは一つの職場に身を置きます。

職場では、みんな同じ山を登っています。日本では、基本的に年に数歩ずつ登っていくような決まり事ですが。

そしてあなたは今、そんな中で立ち止まって周りの人たちを見渡しています。

何を考えていますか?

誰についていこうか探していますか?この山を登るのに時間を使うべきか悩んでいますか?

答えは手の中にあります。

どんな地図とコンパスを持っているのか、一度確認してみませんか?

地図とコンパスを確認する。

地図を見て行動する上で一番大切なのが、現在地がどこなのかを探す事です。

目的地を定めたとしても、現在地がわかっていないと東西南北どこに向かえば良いのかわかりませんよね?

なので、はじめにすることは現在地の確認です。

ここからは話をわかりやすくするために、架空の人物として仮定の話をしていきます。

目指したい場所によっては、地図を使い分けるものですが(市内の地図、県の地図、日本の地図、世界地図のように)、今回は仕事の地図で考えてみましょう。

「年収」を見てみましょう。

年収は高度のようです。

ここから見える年収の山の天辺は、大体1,000万円くらいでしょうか。ですが登るのに30年はかかりそうです。

今立っている場所から向いている方向はなだらかな坂が遠くまで続いています。

400万程度の場所にいるようでした。

周りを見渡すともっともっと高い、1億円の山が見えている気がしますがすごく遠くモヤがかかってよく見えません。

「勤務時間」は足場を表しているようです。

1日 8時間+2時間残業 = 10時間

自分が立っている場所は、周りと比べると多少ゴツゴツしてるものの硬くしっかりしているので、足元を取られることはありませんが、少し疲れる場所です。

すぐ近くにぬかるみがあり、そこにハマってしまうとヤバいということはわかります。

どうやら、今向いている方向はこんな道がずっと続くようで、少なくともこれ以上足場が良くなることはあまりなさそうです。

「やりがい」「社会貢献度」は気候のようです。

時に恩恵をもたらし、時に破壊をもたらす自然現象ですね。

今登ろうとしている山は、上に行くほど、気候変動が激しく風当たりが強いようです。

ですが、そこから見る朝日は格別なものがあるらしく、それを目的としている人も多いとのことです。

今立っている場所は、基本的には激しい気候変動はないようです。

これで、なんとなく現在地と環境がわかってきましたね。

では、次に目的地

ここからは架空の話ではなくて、私が目指している方向性の話です。

私は冒険が好きです。

夢はでかいほど良い。

とっても高い山に登りたい。

そう、あのモヤがかかっている山を目指したい。

見えているだけでも、足元も気候も険しいのがわかります。

一人では流されてしまいそうな川を超えたり、飛ばされてしまいそうな風が強く吹いていたりしています。

今立っている場所。今向かっている場所の方が安全で、楽で、ゆっくりでも進んでいける場所なのでしょう。誰が見てもわかります。

山の周りには、会社の名前の壁があり、多少守られています。

その壁をこえて、肩書きを捨てて、旅に出てうまくやる自信がどこにあるでしょうか。

もちろん、どこにもありません。

好奇心は猫をも殺します。

どうせ死ぬなら、好奇心にころされたい。

私は、一人。持っている一番でかい地図(世界地図規模)に丸をつけました。

一歩、その方角に踏み出してみました。

ズブっと、ぬかるんだ足元の感触。

前途多難だなぁ、と思いながらも久しぶりに笑顔になった瞬間でした。

現実的に夢を追いかけるってどうなの?

あなたの場合は、変な例え話で夢を見つけたのかもしれないけど、現実問題そんな簡単な話ではないだろう?夢で飯を食っていけるわけがない!!無責任だ!!

と思う人もいるでしょう。

もちろん。その通りだと思います。

食べていけるお金がないと餓死してしまうし、養っている家族を露頭に迷わせてしまうかもしれない。

簡単な話ではありません。

ですが、そのリスクは本当ですか?あなたが、会社をやめたら自分を含めてみんな不幸になって死んでしまうのですか?

それは本当ですか?

思考の数、考えの深さによって選択肢はたくさん生まれます。

人生一度きり。

お金がなくても、学ぶ方法はいくらでもあります。

  必死に生きるか。必死に死ぬか。

「ショーシャンクの空に」より

私はただ、必死に生きたいと進んでいくだけだと思っています。

現在地から見える景色は綺麗ですか?

一番の近道は、ありのままの自分を見つめる事です。

進むべき道が見えてきます。

まずは今の自分がどこにいるのかをはっきりさせましょう。

今回は仕事という観点で、話をしていきました。

仕事というのは、あくまで人生の一部なので生活の部分も交差させて話をしたいと思いましたが長くなりすぎるので、仕事だけに着目してみました。

慣れた環境が過ごしやすく、楽な生活を送ることができますが、新しいことをする喜びを忘れてしまいがちです。

仕事も、新しいことを生み出して喜びを感じるべきだと思っています。

人生、ワクワクしてなんぼです。

そういった方向性を定めるためにも、現在地がどこなのか、しっかりと考えてみませんか?

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